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ラジエターについて
ラジエターは上昇した水温を下げる働きをする放熱器で、空冷の場合は吸熱と放熱を1つのヒートシンクが受け持ちますが水冷の場合は吸熱と放熱が分かれています、このおかげで水冷の場合は吸収した熱をPCケース内に放出しなくても任意の場所に移動させる事が出来るのです。環境温度以下には液体の温度を下げることは不可能ですが極端な話で言えばラジエターを冷蔵庫の中に設置したり氷水の中に浸けてしまえば当然の事ながら室温より水温を下げることも不可能では無いでしょう
ラジエターにはファンの風を当てて冷却するアクティブタイプと自然放熱に任せるパッシブタイプの2種類が有りそれぞれに一長一短が有ります、用途によって使い分けたり併用するのが良いのではないでしょうか。
アクティブラジエター
アクティブタイプはラジエターにファンを装着しコアに風を当てて暖まった液体から熱を奪います、構造的には自動車のラジエターをPCに使えるように小さくしたと言えば解りやすいと思います。フラットチューブ(押し潰した形状)に放熱フィンを接着してあります、当店では販売しておりませんが丸パイプにフィンを着けた構造の物もありますがこちらのタイプは製造コストは安いですが性能ではフラットチューブタイプには及ばないですし構造上大柄になります。
写真のラジエターは2パス(Uフロー)タイプで水がU字型に流れます。
こちらのタイプはXフロータイプで液体が対角に流れます、Uフローに比べて通路が倍ですから当然の事ながら圧損は少なくなりますが単体の冷却能力自体は同じ大きさのUフローと比べた場合ほぼ同等です。
120ミリファン用が主流ですが80ミリファンを装着出来るタイプも有ります、これは発熱の少ないチップや温度は空冷と同じで良いから静かになれば良いと言う場合に便利だと思いますよ、小さいので殆どのケース内に簡単に設置できるのも強みですね。
上記のラジエターのコア部分を前後2段にし冷却容量をアップしたタイプも有ります、強力なファンを使用すれば正面寸法は薄型と同じでも2倍のコア容量ですから薄型より能力が高いですね、OC用途に向いていると思います。
パッシブラジエター
パッシブタイプは別名ファンレスラジエターと呼ばれるとおり放熱にファンを使わず自然放熱に任せて液体を冷却します、アクティブと同じで放熱面積が大きければ大きいほど効率はアップしますからコアの数を多くすればそれだけ沢山熱を発散する事が可能です、使用目的は静音(ファンレス)ですのでアクティブタイプの温度と比べるとどうしても高くなりがちですが同じファンレスでも空冷と比べるとCPU温度は低く保てると思います、ただしラジエターの設置場所に左右されます。
単体コアですがこれをいくつか連結する事で性能を上げて行きます、日本の環境では10本くらい連結すると良いのではと思いますよ、ただ環境温度は重要で夏場でもエアコンは必須でしょう、これは空冷のファンレスでも同じだと思います。
断面はパイプの廻りに放熱用のフィンを着けた格好です、パイプの中を液体が通り熱を外側に伝えていくと言う感じですね、処でこのようなパッシブタイプでも扇風機の風などを当てると当然の事ながら冷えは良くなります。
ラジエターは同じ形状でも容量の大きさで数タイプ有りますからラジエターを設置する場所やどれ位冷やしたいのかを考えて選択するのが良いと思います、ちなみに120ミリファン1個のタイプでもCPU、チップセット、GPUの3カ所冷却は可能ですし空冷よりは冷えます、但し冷えると言っても大きな容量のタイプと比べると極端な温度差は有りません、でも確実に静かになりますから水冷の能力は十分体感できますよ。